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2022年06月13日 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、セキュア・カー・アクセスを実現するCCC Release 3準拠の車載用SoCを発表

  • 認証済みセキュア・マイクロコントローラ「ST33K-A」をベースとするSTのセキュア・エレメント、およびG+D Digital Key®アプレットを使用したJava®カード・プラットフォームを組み合わせたセキュア・カー・アクセス向けSoC
  • Car Connectivity Consortium(CCC)による最新のデジタル・キー規格に準拠し、自動車ユーザの利便性とセキュリティを向上

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、新しい車載用システム・オン・チップ(SoC)「STSAFE-VJ100-CCC」を発表しました。同製品は、自動車用デジタル・キーの普及を加速させ、モバイル機器を使用した自動車へのキーレス・アクセスを可能にします。

自動車用デジタル・キーは、自動車のセキュリティ強化だけでなく、使用者権限のカスタマイズとセキュリティの両立など、自動車オーナーの利便性向上に貢献します。カー・シェアリング、車両管理、レンタカーなどにおいて、鍵の発行、使用状況の管理、車両の入出庫やサービス時のアクセスを簡略化します。

STSAFE-VJ100-CCCは、STの最新の車載用セキュア・エレメントをベースに、Giesecke+Devrient社(以下G+D社)と協力して開発されました。Car Connectivity Consortium(CCC)の最新規格であるDigital Key Release 3.0に準拠し、現在利用可能な最高のセキュリティと保護機能を提供します。

STのセキュア・マイクロコントローラ事業部マーケティング・ディレクターであるLaurent Degauqueは、次のようにコメントしています。「主要自動車メーカーは、規格に基づくセキュア・カー・アクセス・ソリューションを迅速に構築し、自動車オーナーとユーザに付加価値を提供できるようになります。車載グレードの組込みセキュア・エレメントをベースとするSTSAFE-VJ100-CCCは、最先端の保護機能を提供し、コネクテッド・カー向けデジタル・キーの普及促進に貢献します。」

G+D社のプロダクト・マネージメント・コネクティビティ担当グローバル・バイスプレジデントであるMario Feuerer氏は、次のようにコメントしています。「自動車業界において、長年にわたりセキュリティおよびコネクティビティ・ソリューションを提供しているG+Dは、豊富な知見によって自動車のアクセス制御の分野に貢献します。STの新しいチップ・プラットフォームをベースとしたG+D Digital Key®アプリケーションは、攻撃への耐性が強く、NFC、UWB(Ultra-Wide-Band)、およびBluetooth® Low Energyを利用したスマートで利便性の高いアクセス・ソリューションを実現します。」

STの車載用SoC「STSAFE-VJ100-CCC」は、CC EAL6+および車載規格のグレード2に準拠したセキュア・マイクロコントローラ「ST33K-A」をベースとし、Java®カード・アプリケーションを内蔵しています。同製品は、認証情報などの機密情報を保存し、暗号化処理を実行して、CCC Digital Key Release 3のユース・ケース(オーナーのペアリング、鍵の共有、鍵の終了 / 削除処理など)における要件に対応します。これにより、自動車用デジタル・キー・ソリューション構築に貢献する堅牢な基盤技術を提供します。