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2021年04月22日 | Genève (Suisse)

STマイクロエレクトロニクス、 Massive IoTアプリケーションの普及に向けてmioty® Allianceに加入

STの認定パートナー企業であるStackforce社が開発したmiotyスタックがSTM32WLワイヤレス・マイコンに対応

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、速度よりも規模が重視される次世代Massive IoTアプリケーションの普及に向け、mioty® Allianceに加入することを発表しました。miotyは、拡張性に優れた超低消費電力の長距離無線通信を実現する通信規格です。

STは、mioty規格の仕様管理、および普及を推進するmioty Allianceに加入すると共に、STの認定パートナー企業であるStackforce社製のmiotyプロトコル・スタックがSTM32WLワイヤレス・マイクロコントローラ(マイコン)向けに提供されることを発表しました。これにより、STM32ワイヤレス・マイコンを使用してmioty対応機器の開発を行うことができるようになります。

STのSTM32ワイヤレス・マイコンのマーケティング・ディレクターであるHakim Jaafarは、次のようにコメントしています。「miotyは、大規模な範囲で展開される画期的なMassive IoTアプリケーションを実現します。STM32WLワイヤレス・マイコンは、LoRaWAN®SigfoxwM-Busなどの一般的なSub-GHz LPWAN(低消費電力広域ネットワーク)技術を幅広くサポートすると共に、高い集積度により、省スペース化や低消費電力化、および製品開発期間の短縮に貢献します。miotyスタックが追加されることで、STM32WLワイヤレス・マイコンの開発エコシステムが一層強化されます。」

miotyでの通信には、欧州電気通信標準化協会(ETSI)によって承認および標準化された先進的なデータ分割送信技術が使用されており、きわめて短い無線伝送を実現します。これにより、Massive IoTにおいて課題となるIoT機器のバッテリ寿命の延長に貢献します。また、近接する信号との干渉を最小限に抑え、同じネットワーク上に大量のIoT機器を共存させることができます。

miotyの通信距離は、市街地で数km、見通しの良い場所では15kmを超えるため、大規模な工場や油田のような屋外領域を、少数の基地局でカバーすることができます。さらに、最大120km/hでの移動中にも信号を減衰させずに通信を行うことができるため、車両管理やアセット・マネージメント、盗難検知などのアプリケーションにも最適です。

STM32WLワイヤレス・マイコン用のmiotyプロトコル・スタックは、mioty Allianceの創設メンバーでSTの認定パートナー企業であるStackforce社により開発されました。アプリケーションを直接実装するためのライブラリ、またはモデムのように使用するためにSTM32WLワイヤレス・マイコンに直接書き込むことができるファームウェアとして提供されます。

Stackforce社の社長であるDavid Rahusen氏は、次のようにコメントしています。「STM32WLは、マルチ・プロトコル対応のワイヤレス・マイコンとして、きわめて優れた性能および実績を持つ製品です。将来性のある新たなLPWAN技術であるmiotyが、STM32WLシリーズの開発エコシステムに加わることをうれしく思います。」

STM32WLワイヤレス・マイコンは、STの長期供給保証(10年間)の対象製品です。詳細については、ウェブサイトをご覧ください。