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2020年06月29日 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、USB Type-C®によるUSB急速充電を組込みアプリケーションで実現するUSB-IF認証済み開発ボードを発表

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多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、急速充電やUSB Type-C®チャージャ / ケーブルの簡単な再利用など、最新のUSB Power Delivery(USB PD)技術を活用できるバッテリ駆動製品の開発をサポートしています。

スマートフォンなどに搭載されるバッテリの大容量化に伴い、汎用的な急速充電ソリューションの開発エコシステムはますます拡大しています。最新のUSB PDチャージャは100Wの定格出力を持ち、USBプログラマブル・パワー・サプライ(PPS)機能により電流と電圧を動的に調整することで充電の最適化が可能です。このような新しい開発エコシステムを活用すれば、スマート・スピーカや電動工具、ウェアラブル機器、ロボット、ゲーム・コントローラ、パワー・バンク、ドローンなど、従来のUSB Micro-Bや独自コネクタを通じて5V充電されていたさまざまな機器において、USB Type-Cのメリットや優れた相互運用性を活用するとともに、さらなる高速充電を実現することができます。

このような技術移行に対応するため、STは定格出力100WのPPS USBパワー・シンク機器(PSD)向けにUSB Implementers Forum(USB-IF)認証済みの開発ボード「Nucleo-G071RB」および「X-Nucleo-USBPDM1」を開発しました。これらのボードは、製品の設計期間短縮や、最終製品における認証取得の簡略化に貢献します。

STのマイクロコントローラ事業部ジェネラル・マネージャであるRicardo De Sa Earpは、次のようにコメントしています。「USB-IF認証済みの開発ボードであるNucleo-G071RBおよびX-Nucleo-USBPDM1を使用することで、USB Type-Cのさまざまな利点を迅速に追加できるだけでなく、顧客独自のボードを認証する上で信頼できるプラットフォームを活用することもできます。Nucleo-G071RBおよびX-Nucleo-USBPDM1は、安全かつ信頼性の高いUSB Type-CおよびUSB PDの開発エコシステムの拡充に貢献します。」

USB-IFの代表 兼 最高執行責任者(COO)であるJeff Ravencraft氏は、次のようにコメントしています。「USB Type-Cケーブルおよびコネクタを用いたUSB PDの卓越した機能は、USB充電のさまざまなアプリケーションや市場に急速な革新をもたらしています。STの新しい開発ボードのような革新的ソリューションは、信頼性に優れたUSB-IF認証済みのUSB Type-C / USB PD機器の成長を支えるうえで不可欠です。」

Nucleo-G071RBおよびX-Nucleo-USBPDM1には、USB-IF TID:3036認証取得済みの製品が搭載されています。Nucleo-G071RBには、USB Type-C Power Deliveryコントローラを内蔵した汎用32bitマイクロコントローラ(マイコン)であるSTM32G0が搭載されています。STM32G0は、高度なシステム統合を実現するだけでなく、新しいアプリケーションの可能性を広げます。X-Nucleo-USBPDM1には、ポート保護用にSTのTCPP01-M12コンパニオン・チップが搭載されています。

また、STM32開発エコシステムの強力なツールおよびソフトウェアを活用することで、開発の簡略化や期間短縮が可能です。従来の5V USB充電のマイコンを使用しているアプリケーションは、わずかな外付け部品でUSB Type-Cに移行することができます。

Nucleo-G071RBおよびX-Nucleo-USBPDM1は、STのウェブサイトまたは販売代理店から入手可能です。価格は、Nucleo-G071RBが約10.32ドル、X-Nucleo-USBPDM1が約23.50ドルです。

技術情報
STM32G0マイコンおよびTCPP01-M12により、USB PD対応USB Type-Cポートの制御と保護、および組込みアプリケーションのホストが可能な効率的かつ経済的な2チップ・ソリューションが実現します。

高電圧アナログ・フロントエンドのTCPP01-M12には、外部パワー・スイッチのゲートを制御するチャージ・ポンプが集積されています。そのため、PチャネルMOSFETよりもオン抵抗が低く経済的なNチャネルMOSFETを選択することができます。また、ケーブルが接続されていないときに消費電流が0nAになる低消費電力モードを備えており、バッテリ寿命の延長に貢献します。

TCPP01-M12には、保護機能としてVBUSに対する調整可能な過電圧保護(5V~22V)、Configuration Channel(CC)ピンとVBUSの間の短絡保護、デッド・バッテリ・モード、VBUSおよびCCラインに対するIEC 61000-4-2準拠のESD耐性(最大±8kV)などが組み込まれています。また、QFN12パッケージで提供されるため、ディスクリート実装の場合と比較して実装面積を80%縮小することが可能です。

USB Type-C向けSTM32ソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。

また、X-Nucleo-USBPDM1の詳細については、こちらをご覧ください。

STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。

USB Type-C®およびUSB-C®は、USB Implementers Forumの登録商標です。