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2020年03月05日 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、 アルプスアルパイン株式会社の専門性を生かしたオーディオ・アンプICを発表

次世代D級アンプがカー・オーディオの音質を大幅に向上

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSESTM、以下ST)は、日本の大手車載音響機器・情報通信機器メーカーであるアルプスアルパイン株式会社の世界クラスの高音質設計に関する専門性を半導体設計に取り入れた、新しいD級オーディオ・アンプIC FDA901を発表しました。同製品は、D級アンプの高効率性とSTAB級アンプの高音質を融合させた多機能かつ高音質のカー・オーディオの実現に貢献します。

 FDA901は、低い残留ノイズ特性および低歪率、フィードバック技術によるフラットな周波数特性と低EMIレベルを特徴とし、微小なオーディオ信号の欠落を抑えることで、高純度なオーディオ性能を実現します。また、同製品は、スピーカーに流れる電流値のリアルタイム測定やスピーカ・インピーダンスの測定を行う先進的かつ幅広い自己診断機能を搭載しており、次世代の純正オーディオ市場で注目されているスピーカの不完全性を補正する最先端機能の実装を可能にします。

 アルプスアルパイン株式会社のサウンド設計部サウンドマイスター部付の小堀 幸弘氏は、次のようにコメントしています。「これまでアルパインは、長年にわたってSTと緊密に連携し、音に関するさまざまな知見をSTと共有してきました。その結果、STのオーディオ・アンプICと、当社のカーオーディオ技術ならびに事業が共に成長できたことを大変嬉しく思っています。当社が設計に協力したSTの新しいD級オーディオ・アンプICが、カーオーディオ業界全体の音質レベルの底上げと同時に、最高レベルの音質のカーオーディオ開発というアルプスアルパインの目標に貢献してくれることを期待しています。」

 FDA901は、アルパイン株式会社が2020年前半にリリースを予定しているカー・ナビゲーション・システム「ALL New BigXシリーズ」39機種への採用を皮切りに、国内海外自動車メーカーのDOP(ディーラー・オプション)から純正対応へと市場を拡大していきます。

 STのオートモーティブ & ディスクリート グループ、オートモーティブ・インフォテインメント事業部 ジェネラル・マネージャーであるLuca Celantは、次のようにコメントしています。「カーオーディオにおいて、アンプICは、音質を大きく左右する重要なコンポーネントです。AB級オーディオ・アンプでアルプスアルパイン株式会社の技術陣と築いてきた緊密な協力関係をベースにしたこの新しいD級オーディオ・アンプは、当社のD級オーディオ・アンプの新たなマイルストーンになると共に、オーディオ性能の新しい基準を設定するでしょう。」

 FDA901は、現在量産中です。参考サンプル価格は1000個購入時に約9.10ドルで、20204月に販売代理店にて入手可能になる予定です。詳細については、STのセールス・オフィスまでお問合せください。