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STマイクロエレクトロニクス、産業・車載機器に最適な高性能オペアンプを発表

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STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、6MHzのゲイン帯域幅を備えた高性能オペアンプ「TSB511」、「TSB512」、および「TSB514」を発表しました。これらの製品は、広い動作電圧範囲や低ノイズ性を特徴とし、設計者がオペアンプを選定する上で優れた柔軟性を発揮します。

TSB511(シングル・オペアンプ)、TSB512(デュアル・オペアンプ)、およびTSB514(クアッド・オペアンプ)は、2.7V~36Vの単電源および±1.35V~±18Vの両電源で動作可能です。この広範な動作電圧範囲と柔軟性により、さまざまなアプリケーションや異なる供給電源に対して、汎用的にオペアンプを使用することができます。また、入出力レール・ツー・レールにより、低電源電圧動作においても広範なダイナミック・レンジを実現します。

入力ノイズ密度が12nV/√Hzと低いため、信号品質がきわめて重要となる回路、とりわけ微弱な信号や広帯域信号を扱う場合にも使用可能です。また、3V/µsの高いスルー・レートにより、フィルタおよび増幅回路における信号振幅と周波数帯域のトレードオフを抑えます。さらに、最大1.5mVのオフセット電圧により、制御および測定アプリケーションで優れた精度を実現します。

TSB511、TSB512、TSB514は、フィルタ、電源制御、モータ制御、アクチュエータ・ドライバ、抵抗トランスデューサ(ひずみゲージや圧力 / 温度 / 位置センサなど)に最適なオペアンプです。また、ハイサイド / ローサイド電流検出、ホール・センサのほか、検査 / 計測機器、産業用プロセス・コントローラ、およびシグナル・コンディショニング回路など、幅広いアプリケーションに使用可能です。

3製品ともに、-40℃~+125℃の幅広い動作温度範囲を備え、産業アプリケーションにおいて高い信頼性を実現します。また、AEC-Q100に準拠した車載グレード対応品も提供しています。

TSB511TSB512TSB514は現在量産中で、Mini SO8、SO8、SOT23-5、TSSOP14、およびSOP14パッケージで提供されます。3製品ともに、STの10年間の長期供給保証プログラムの対象製品です。また、ピン配置が標準化されているため、プラグ・アンド・プレイで簡単に回路に実装することができます。単価は、1000個購入時に約0.65~1.53ドルです。また、STのeStoreから無償サンプルを入手可能です。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。

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