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2020年03月18日 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、低コスト・高効率の電源アダプタを実現する革新的な同期整流コントローラを発表

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、AC/DC電源における2次側同期整流コントローラのSRK1001を発表しました。適応型アルゴリズムにより、電源アダプタ、充電器、USB Power Deliveryコネクタ、および照明用電源における部品点数の削減、回路サイズの最小化、およびフライバック・トポロジに基づく設計の簡略化に貢献します。

高速のターンオンと最小の遅延時間を実現できるよう設計され、適応型アルゴリズムによる革新的なターンオフ回路を採用したSRK1001は、同期整流MOSFETの導通時間を最大化することで、効率を最適化しスイッチング損失を最小限に抑えます。また、寄生インダクタンスを抑えるための外部補正回路が不要になります。

SRK1001は、同期整流のメリットが得られなくなる軽負荷時でも優れた変換効率を実現します。MOSFETの導通時間が最小オン時間の設定値に達するか、1次側コントローラがバースト・モード動作に入ったことを検知すると、自動的に低消費電力モードに入ります。低消費電力モードにおける暗電流はわずか160µAです。

また、優れた汎用性を特徴とし、擬似共振(QR)コンバータと、連続導通モード / 不連続導通モード(CCM/DCM)混合の固定周波数動作(最大300kHz)に使用できます。ターンオン / ターンオフ後の待機時間を設定することにより、ノイズによる誤動作を防止できるため、優れた堅牢性も備えています。

SRK1001は幅広い電源電圧範囲(4.5V~32V)を持ち、出力電圧が24Vまでのアプリケーションに最適であるとともに、CCMでは最低2Vまで出力を制御することが可能です。最大1Aのシンク出力と最大0.6Aのソース出力で外部Nチャネル同期整流MOSFETのゲートを制御することができます。

専用のディスエーブル / 同期ピンにより、同期整流MOSFETをオフにしてリモートで低消費電力モードを開始したり、CCM動作中に同期整流MOSFETをオフにすることができます。また、ドレイン電圧検出の入力が可能で、外部MOSFETのドレイン・ソース間電圧を最大185Vまでモニタできます。

SRK1001は現在量産中で、8ピンのSO8パッケージで提供されます。単価は、1000個購入時に約0.33ドルです。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。