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STマイクロエレクトロニクス、Zigbee Allianceの理事会に加入

IoT向けの世界的なオープン規格を開発、保守、および提供している数百社の企業で構成されるZigbee® Allianceは、多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSESTM、以下ST)が理事会に加入したことを発表しました。STは、Zigbee Allianceに加盟するその他のプロモータ企業とともに、Zigbeeの普及と発展に向けて重要な役割を担うことで、開発の簡略化とコンスーマ向け機器の互換性向上に貢献します。

 STのワイヤレス・マイクロコントローラ(マイコン)のマーケティング部門を統括するHakim Jaafarは、次のようにコメントしています。「スマート・ホーム、製造機器アセット管理やビル管理など、コンスーマ機器ならびに産業機器市場において、信頼性の高いIoT通信に対する需要が急速に拡大しており無線技術への注目が高まっています。STは、信頼性の高いArm® Cortex®-M搭載マイコンを主要機器メーカーマス・マーケットへ幅広く提供しており、2.4GHz帯向け製品ロードマップにおいて、Zigbeeの普及に取り組んでいます。STは、Zigbee Allianceのミッションをサポートするとともに、理事会に加入することで当社の専門性を共有し、Zigbee発展に貢献していきます。」

 STのマイコン製品ポートフォリオに含まれるワイヤレス・テクノロジーは、デバイス・アーキテクチャの柔軟性を向上させ、マス・マーケットにおけるコネクティビティの向上を加速します。また、コネクティビティとIoTの発展に伴い、STM32マイコン / マイクロプロセッサには、IPおよびプライバシー保護用の強力なセキュリティ機能が搭載されています。

 STは、Zigbee Allianceの理事会に加入することで、Zigbeeのさらなる普及に貢献するとともに、相互運用性と技術の互換性を向上させることで、新製品開発の加速に貢献します。

 Zigbee Allianceの社長 最高経営責任者であるTobin Richardsonは、次のようにコメントしています。「STは、次世代のIoT機器開発において重要な役割を担っています。STの加入は、Zigbee Allianceが世界各国における共通の通信・接続規格を作成し続けていく上で、理事会のみならずグループ全体に大きく貢献するでしょう。2020年を迎え、STのような世界的な企業が加入し、Zigbee Allianceに協力してくれることを嬉しく思います。」

 Zigbee Allianceや、Zigbee Allianceによりオープン化されたIoT技術、およびProject Connected Home over IPの詳細について、また、Zigbee Allianceへの参加方法については、ウェブサイトをご覧ください。

 Zigbee Allianceについて
Zigbee Allianceは、モノのインターネット(IoT)の基盤と未来をつくる団体です。2002年の設立以降、私たちの生活、仕事、遊びのあり方を変える革新的な製品のために、世界各国の幅広いメンバー企業が協力し、ユニバーサルかつオープンな規格を作成しています。2019年末に発表されたConnected Home over IP プロジェクトをはじめ、メンバー企業の持つさまざまな専門性や堅固な認証プログラム、およびIoTにおけるさまざまなオープン・ソリューションを通じ、より直感的かつ創造的で、有用な世界を目指しています。Zigbee Allianceの理事会は、AmazonAppleComcastGoogleIKEAThe Kroger Co.LEEDARSONLegrandLutron ElectronicsMMB NetworksNXP SemiconductorsResideoSchneider ElectricSignifySilicon LabsSmartThingsSomfySTMicroelectronicsTexas Instruments、および エグゼクティブにより構成されています。詳細については、www.zigbeealliance.orgおよびwww.connectedhomeip.comをご覧ください、

 

Zigbeeへのお問い合わせ先
Media Contacts:
Heather Chesterman
PR for the Zigbee Alliance
hchesterman@zigbee.org
+1-714-389-5588

 *2020121日にデイヴィス(米国)で発表されたプレスリリースの抄訳です。

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