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STマイクロエレクトロニクス、あらゆるシーンで高度なカメラ性能を実現するイメージ・センサ「ST BrightSense」および開発エコシステムを発表

ファクトリ・オートメーション、ロボット、AR / VR、医療機器向けの小型・高効率製品をより迅速かつスマートに設計可能

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STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、グローバル・シャッター機能搭載イメージ・センサ「ST BrightSense」および、同製品を使用した製品開発を簡略化するプラグ・アンド・プレイ型のハードウェア・キット、評価用カメラ・モジュール、およびソフトウェアを含む開発エコシステムを発表しました。この開発エコシステムを活用して、ST BrightSenseイメージ・センサを設計に組み込むことで、さまざまな用途に向けた産業 / コンスーマ機器の優れたカメラ性能を実現することができます。ST BrightSenseに搭載されたグローバル・シャッター機能は、従来のローリング・シャッター機能と異なり、全ピクセルを同時にサンプリングすることで、高速で動く被写体を歪みなく撮影することができます。また、照明システムと組み合わせることで、消費電力の大幅な削減に貢献します。

 

ST BrightSenseは、フランスの自社工場で製造されるグローバル・シャッター機能搭載CMOSイメージ・センサです。先進的な裏面照射型ピクセル技術を採用しているため、画像の鮮明度が高く、バーコードの読取りなど精細な画像を取得できます。高い感度を備えているため、低照度でも優れた性能を発揮し、高速で画像を取得できます。これにより、モバイル・ロボットの障害物回避やパーソナル電子機器の顔認証などの応答性向上に貢献します。また、先進的な3D積層構造を採用することで、自動露出や補正、キャリブレーションなど先進的な画像処理機能を豊富に備えつつ、きわめて小さいダイ面積を実現しています。そのため、最終的な光学モジュールなど、スペースに制約がある場合でも簡単に組み込むことができます。MIPI-CSI-2インタフェースも搭載されているため、組み込みビジョン / 組み込みAI機器に最適です。

 

STの最先端のセンサ技術は、これまで限られた顧客にのみ提供されていましたが、ST BrightSenseの製品ポートフォリオや開発エコシステムによって、幅広い市場で入手でき、簡単に使用できるようになります。また、これらの製品は10年間の長期製品供給保証プログラムの対象製品です。10億個以上の市場出荷実績があり、その品質が実証されているSTのイメージ・センサが幅広く提供されることで、サイズや消費電力に厳しい制約のあるアプリケーションや、動作条件の厳しいアプリケーション向けに高性能のマシン・ビジョン開発が可能になります。FA機器や、スキャナ、家庭用 / 産業用ロボット、VR / AR機器、人流・交通モニタ機器、医療機器などに最適です。

 

開発エコシステムには、イメージ・センサ、レンズ・ホルダ、レンズ、プラグ・アンド・プレイ型のフレキシブル・コネクタが搭載された評価用のカメラ・モジュールも含まれており、イメージ・センサを簡単に組み込むことができます。このモジュールは、最小5mm2の小型フォーム・ファクタや、幅広いアプリケーション要件に対応できる豊富なレンズ・オプションを備えています。また、プラグ・アンド・プレイ型のコネクタにより、モジュールの交換も簡単です。これにより、ST BrightSenseイメージ・センサをさまざまなデスクトップや組込みコンピューティング・プラットフォームに統合できます。STM32MP2マイクロプロセッサを含む一般的なプロセッシング・プラットフォームとの統合をサポートするPCベースのGUIやLinuxドライバなどの補完的なソフトウェア・ツールは、STのウェブサイトから無償でダウンロード可能です。

 

グローバル・シャッター機能搭載イメージ・センサ「ST BrightSense」製品ファミリでは、現在、解像度0.38Mピクセル~1.5Mピクセルのモノクロ・センサ「VD55G0」、「VD55G1」、「VD56G3」、および1.5Mピクセルのカラー・センサ「VD66GY」が提供されています。これらのセンサ、評価用カメラ・モジュール、および開発ボードは現在量産中です。価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまたは販売代理店までお問い合わせください。

 

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。

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