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2021年01月21日 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、携帯型GNSSレシーバの回路設計を簡略化するRFフィルタを発表

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、GNSS(全地球航法衛星システム)レシーバ用のRFフィルタ「BPF8089-01SC6」を発表しました。同製品は、一般的にディスクリート品によって構成されるインピーダンス整合回路とESD(静電気放電)保護回路を集積しており、設計の簡略化と実装面積の削減に貢献します。

BPF8089-01SC6は、レシーバ回路のアンテナと低ノイズ・アンプ(LNA)間に50Ωにインピーダンス整合されたインタフェースを提供し、STのGNSS用IC「STA8089」および「STA8090 LNA」と組み合わせることですぐに使用することができます。小型で高集積の同製品により、通常最大5つのキャパシタ、抵抗、インダクタによって構成されるインピーダンス整合回路と、2つの保護素子を置き換えることができるため、実装面積の大幅な削減が可能です。また、同製品のデータシートに記載された基板レイアウト図を利用することで、設計の簡略化と性能の最適化も可能です。

内蔵のESD保護回路は、IEC 61000-4-2(C = 150pF / R = 330Ω)に準拠し、レベル4(接触放電 : 8kV、気中放電 : 15kV)以上の保護性能を備えています。また、MIL STD 883C(C = 100pF / R = 1.5kΩ)に基づく2kVのパルス電圧耐性があります。

BPF8089-01SC6は、衛星測位システム(GPS / ガリレオ / グロナス / 北斗 / 準天頂衛星)の携帯型レシーバに最適で、コンスーマ用衛星ナビゲーション、無線基地局、ドローン、資産や家畜のトラッキングなど、さまざまなアプリケーションに使用できます。

STのASIP(特定用途向け集積型受動回路)製品の一つであるBPF8089-01SC6は、自動光学検査に対応するSOT23-6Lパッケージで提供されます。同製品は現在量産中で、単価は1000個購入時に約0.198ドルです。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。