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2020年04月27日 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、コモンモード・フィルタとESD保護機能を集積した車載用プロテクション・デバイスを発表

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、低クランプ電圧の過渡電圧サプレッサ・ダイオードを搭載した車載対応コモンモード・フィルタ(CMF)のECMF04-4HSM10YおよびECMF04-4HSWM10Yを発表しました。両製品は、優れた効率で高速シリアル・バスのインタフェースICを保護します。

ECMF04-4HSM10YおよびECMF04-4HSWM10Yは、車載認証を取得しており、車載機器で想定されるサージに対する耐性が保証された業界初のコモンモード・フィルタ製品です。AEC-Q101規格に準拠しているだけでなく、ISO10605によって規定されるような車載機器サージ耐性を持つよう設計 / 試験されています。

両製品は、ADASにおいて重要な役割を担うカメラ、レーダー、ディスプレイ、マルチ・メディア機器などの高速データ・バス接続で使用されるディスクリートのコモンモード・チョークやLTCC(低温同時焼成セラミック)デバイスの置き換えとして省スペース化を実現するだけでなく、無線通信機器との電磁干渉も防止します。3.5mm2の実装面積と0.75mmの薄さを実現しているため、基板面積の削減、設計の簡略化、および部材コストの低減を可能にします。

ECMF04-4HSM10Yは2.2GHzの帯域幅を備え、HDMI 1.4やMIPIをはじめとする通信インタフェースにおけるコモンモード・ノイズを抑制します。900MHzで-25dB、1.5GHzで-14dBという優れた減衰特性により、セルラー通信やGPSアンテナの放射ノイズによる感度低下を防止します。

ECMF04-4HSWM10Yはさらに広い3.5GHzの帯域幅を備えており、LVDSやDisplayPort™、USB 3.1、およびHDMI 2.0などにも対応可能です。2.4GHzで-30dB、5.0GHzで-16dBの減衰特性を持ち、セルラー通信やGPSシステムに加え、Bluetooth®機器やV2X(車車間・路車間通信)のWi-Fiアンテナを保護します。

ECMF04-4HSM10YおよびECMF04-4HSWM10Yは現在量産中で、QFN10Lパッケージ(2.6 x 1.35mm)で提供されます。単価は、1000個購入時に約0.20ドルです。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。