search-history

ブックマーク

ホーム > ニュースルーム > すべてのニュース > STマイクロエレクトロニクスとGlobalFoundries、フランスに300 mmウェハ製造工場を新設し、FD-SOI技術のエコシステムを強化

STマイクロエレクトロニクスとGlobalFoundries、フランスに300 mmウェハ製造工場を新設し、FD-SOI技術のエコシステムを強化

  • 共同運営される大規模製造工場の新設により、デジタル化 / 脱炭素化への移行に伴うヨーロッパおよび世界各地の顧客ニーズに対応
  • 新工場は、市場をリードするGFのFDX™テクノロジーや、STの車載 / 産業 / IoT / 通信インフラ向けの包括的な技術ロードマップ(18nmまで)を含む、幅広い技術に対応
  • フランス政府からの多額の助成金を含む、推定数十億ユーロにおよぶ共同投資
article image

 

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)と、機能豊富な半導体製造で世界をリードするGlobalFoundries Inc.(Nasdaq: GFS、以下GF)は、クロル(フランス)にあるSTの300 mmウェハ製造工場の隣接地に、共同運営による300mm ウェハ製造工場を新たに設立する覚書を締結したことを発表しました。同工場は、2026年までのフル稼働を目指しており、年間最大62万枚の300 mmウェハを生産する予定です(ST 約42%、GF 約58%)。

STとGFは、ヨーロッパおよび世界各地の顧客をサポートするため、生産能力の増強に取り組んでいます。新設される工場は、FD-SOIベースの技術を中心に、各種の派生技術を含む複数の技術に対応します。これには、市場をリードするGFのFDXテクノロジーや、車載、IoTおよびモバイル・アプリケーションにおいて今後数十年にわたり高い需要が見込まれる18nmまでのSTの包括的な技術ロードマップが含まれます。

FD-SOIは、グルノーブル(フランス)で生まれた技術です。当初よりSTのクロル工場における技術・製品ロードマップの一部であり、後に GF のドレスデン(ドイツ)工場での製造に向けて、差別化および製品化されました。FD-SOIは、超低消費電力であるとともに、無線接続、ミリ波、セキュリティといった追加機能を簡単に統合できるため、設計者や顧客に大きなメリットを提供します。

STとGFは、新工場の建設にあたり、フランス政府から多額の助成金を受ける予定です。同工場は、2030年までにヨーロッパで世界の半導体生産シェア20%を獲得するといった目標を含む、「European Chips Act(欧州半導体法)」の目標達成に大きく貢献します。また、ヨーロッパにおける先端半導体製造への複数年にわたる大規模な投資に加え、研究開発(2022年4月に発表されたST、GF、CEA-Leti、Soitecによる研究開発協力など)から量産まで、ヨーロッパの技術エコシステムの主導的地位や弾力性をサポートします。さらに、車載、産業、IoT、および通信インフラを含む、主要なエンド・マーケット向けの複雑かつ先進的な技術の生産能力強化により、ヨーロッパおよび世界各地の顧客ニーズに対応します。新工場は、世界的なデジタル化 / 脱炭素化に大きく貢献する重要な技術・製品を提供します。また、STのクロル工場(新工場では約1,000名の追加雇用)をはじめ、パートナー企業、サプライヤおよびステークホルダーを含むエコシステム全体を通じ、さらなる雇用創出が期待されます。

STとGFは協力を通じて、クロル工場における規模の経済を活かし、世界的に需要が高まる半導体の生産能力を高い資本効率で加速させます。

STマイクロエレクトロニクスの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるJean-Marc Cheryは次のようにコメントしています。「今回新設される工場は、200億ドルを超える売上を目指すSTの「$20 billion+」構想に貢献するものとなるでしょう。GFとの協力を通じて、より迅速かつ低リスクでヨーロッパのFD-SOIエコシステムを強化できるようになります。また、より大きな生産能力で、デジタル化と脱炭素化を進めるヨーロッパおよび世界各地のお客様をサポートすることができるようになります。STは現在、自社の製造体制の変革に取り組んでいます。すでに、クロル工場における300 mmウェハ製造で独自の地位を確立していますが、今回の発表によってさらに強化されるでしょう。アグラテ工場(イタリア)に新設される300 mmウェハ設備への投資も継続しており、2023年前半での立ち上げ、2025年内のフル稼働を予定しています。また、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)に関する垂直統合型製造にも継続して投資を行っていきます。」

GFのCEOであるThomas Caulfield博士は次のようにコメントしています。「当社のお客様は、車載・産業アプリケーション向けの22FDX®の生産能力を幅広く利用したいと考えられています。新設工場には、当社のお客様向けにGF独自のイノベーションを提供する専用の製造設備も設置される予定で、GFのスタッフがオンサイトで管理します。この共同運営による製造工場は、クロルにあるSTの既存の施設インフラを活用したものとなります。これによりGFは、自社の成長を加速させるとともに、規模の経済により、これまで10億個を超えるチップを出荷してきた22FDXのプラットフォームにおいて、高い資本効率で生産能力を強化することができます。GFは、今回の発表により、ヨーロッパのダイナミックな技術エコシステム内におけるプレゼンスを高めることができるだけでなく、半導体製造のリーダーとしての地位をより強固なものにすることができます。当社のグローバルな事業展開により、お客様の生産能力ニーズに応えるだけでなく、サプライ・チェーンにおけるセキュリティも確保できます。フランス政府との共同投資、そして当社とお客様の長期契約を通じ、GFの投資に最適な経済モデルを構築しています。」

GFの投資家向け情報の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。

本プロジェクトは、最終契約の締結、欧州委員会 競争総局を含む各種規制当局の承認、ならびにSTのフランス従業員組合との協議の完了を条件としています。

将来予測に関する記述(ST

本リリースの記述のうち過去の事実以外の記述には、経営陣の現時点での見解および推測に基づく将来の見込みおよび将来予測に関する記述(1933年米国証券法第27A条または1934年米国証券取引所法21E条(いずれも修正後)に該当する)があり、とりわけ以下の要因によって当該記述と著しく異なる結果、業績または状況を引き起こす既知または未知のリスクおよび不確定要因に左右され、且つ本記述にはこれらのリスクおよび不確定要因が含まれています。

  • マクロ経済環境への影響や当社製品の需要に悪影響を及ぼす可能性のある関税および貿易障壁の適用・拡大など、国際的な貿易政策の変化
  • 当社製品の製造キャパシティおよび最終製品市場の需要に影響を及ぼす可能性のある不確実なマクロ経済状況および業界動向(インフレならびにサプライチェーンの変化など)
  • 予測と異なる顧客の需要
  • 変化の激しい技術環境において、革新的な製品を設計・製造・販売する能力
  • 当社、当社の顧客もしくは納入業者が事業を行う地域における経済、社会、公衆衛生、労働、政治もしくはインフラ環境の変化(マクロ経済もしくは地域的な事象、軍事衝突(ロシアおよびウクライナ間の軍事衝突を含む)、社会不安、労働争議またはテロ活動が原因となるものを含む)
  • 当社の計画の実行および(または)、助成金を利用した当社の研究開発および製造計画の目標を達成する能力に影響を及ぼす不測のイベントもしくは状況
  • Brexit(ブレグジット)に関する法的、政治的かつ経済的な不確実性が、国際市場および為替レート変動における不安定性の継続的な要因となる可能性、ならびに事業活動、政治的安定、および経済状況に悪影響を及ぼす可能性。当社は英国において重要な事業活動を行っておらず、現時点でBrexitによる当社の基本的事業への重大な影響は認められない一方、将来に及ぼす影響は予測不可能であること
  • 当社の大手販売代理店の経営難、もしくは主要顧客による購買数の大幅な削減
  • 当社の生産設備の稼働力、製品構成および製造能力、および(または)納入業者もしくは第三者の製造受託業者が確保した製造容量を満たすために当社に必要とされる数量
  • 原材料、設備、第三者の製造委託サービスおよび技術、もしくは当社の事業運営で必要とされるその他供給品の調達およびその費用(インフレに起因する費用の増加を含む)
  • 製造・財務・販売を含む当社の極めて重要な事業活動を支え、サイバーセキュリティの脅威にさらされる当社のITシステムの機能性および性能、ならびに当社、または当社の顧客もしくは納入業者のITシステムの不具合
  • 当社の従業員、顧客もしくは第三者に関する個人情報の盗難、紛失または悪用、ならびにEUの一般データ保護規則(GDPR)を含むグローバルなプライバシー法令への違反
  • 競合他社もしくはその他第三者からの知的財産権に関する請求による影響、および必要とされるライセンスを適正な期間と条件で入手できる当社の能力
  • 当社の業績ならびに税額控除・税制優遇、控除、引当金を正確に予測し、繰延税金資産を認識する能力に影響を及ぼす可能性のある、税法の改正、新法制定もしくは法改正、税務監査の結果、または国際租税条約の改正に伴う当社の総合的な税務ポジションの変動
  • 外国為替市場や、特に当社が事業に使用するユーロおよびその他の主要通貨との比較における米ドル為替レートの変動性
  • 進行中の訴訟および当社が被告となる可能性がある新たな訴訟の結果
  • 当社の製品に関する製造物責任もしくは保証請求、故障の続発もしくは引渡不履行に基づく請求、あるいはその他の請求、または当社の部品を搭載した製品の当社顧客によるリコールの実施
  • 当社、顧客もしくは納入業者が事業を行う地域における異常気象、地震、津波、火山の噴火もしくはその他天災などの自然現象、気候変動、健康リスク、COVID-19の感染拡大といった伝染病などによる影響
  • 気候変動および持続可能性、ならびに2027年までのカーボン・ニュートラルの実現に向けた当社のコミットメントに関するものを含む、当業界における規制ならびにイニシアティブの増加 
  • COVID-19の感染拡大、リモート・ワークの体制、およびそれらに伴う社会的・職業的交流の制限の結果として生じる、主要従業員の喪失の可能性ならびに優秀な従業員の採用・維持が不能になる可能性
  • COVID-19の世界的感染拡大の期間および深刻度が世界経済に長期間にわたって継続的に著しい悪影響を及ぼす可能性、および当社の事業ならびに業績結果に重大な悪影響を及ぼす可能性
  • 当社のサプライヤ、競合他社ならびに顧客間の垂直・水平統合に伴う業界の変化
  • 第三者の重要な部材の性能および当社の期待に合致した外部委託業者の能力など、当社が制御できない要因の影響を受ける新たなプログラムを立ち上げる能力

将来予測に関する記述(GF

本プレスリリースには、リスクや不確実性が伴う、将来予測に関する記述が含まれています。これらの将来予測に関する記述を過度に信用しないよう、ご注意ください。これらの将来予測に関する記述は、ここに記載されている日付時点でのものです。GFは、これらの将来予測に関する記述に関して、プレスリリースの日付以降の新たな情報、将来の事象またはその他に伴うものか否かを問わず、将来予測に関する記述を公に更新または改訂を行う義務を一切負いません。(ただし、法律で求められる場合はその限りではありません)。

GFについて
GlobalFoundries(GF)は、世界をリードする半導体メーカーです。GFは、拡大する高成長市場においてリーダーシップを発揮する機能豊富なプロセス技術ソリューションを開発・提供することにより、イノベーションと半導体製造を再定義しています。GFでは、設計、開発、製造の各サービスを、独自に組み合わせて提供しています。優秀で多様な従業員と、米国、ヨーロッパ、アジアにまたがる大規模な製造拠点を擁するGFは、世界中の顧客から信頼されるテクノロジー企業です。詳細については、www.gf.com をご覧ください。

GFへのお問い合わせ先
Media:
Jessie Yang
Corp. Comm. Director
Tel: +86-21-80296826
Email: jessie.yang@gf.com

Investor Relations:
ir@gf.com

*2022年7月11日にクロル(フランス)で発表されたプレスリリースの抄訳です。

言語バージョン

Change language